人気の銘菓はもちろんのこと、進化系の大福もおいしい!つくば市木俣の老舗和菓子店「八木製菓」

今回は、つくば市木俣にある老舗和菓子店「八木製菓」を訪問しましたのでご紹介します。

銘菓「ふくろうの卵」で有名な老舗和菓子店「八木製菓」は創業80年

地元のみなさまから愛されることおよそ80年。つくば市ではとくに銘菓「ふくろうの卵」で有名な老舗の和菓子店が「八木製菓」さんです。

昔ながらの店構えもいい雰囲気です。お店の向かいには駐車場もありました。
それではさっそくお店の中を覗いてみましょう。

シンプルですっきりとした店内の様子。ショーケースの前には、お赤飯や草餅、あんころ餅なども販売されていました。

こちらはショーケースの中。上段にある銘菓「ふくろうの卵」(1つ120円)の他、中段にはお饅頭類、下段には大福各種があるのがわかります。
「ふくろうの卵」はバラ売りだけでなく、贈答用の箱詰めのセットも販売されています。

こちらは先程のショーケースの反対側。このあたりにはどら焼きが並んでいました。
普通のどら焼きだけでなく、梅どら、栗どら、カフェ生どら、抹茶生どら、チョコ生どら(いずれも1つ160円)と種類が豊富です。

訪問時にはイチゴの収穫時期がまだでしたので、イチゴがまるごと入った「いちご大福」は販売されていませんでしたが、クリスマスが近づく頃には発売されるということです。

「いちご大福」に使うイチゴは、店舗から見て通りを挟んだ向かい側にあるイチゴ農家(上の写真中のビニールハウス内)で収穫されています。収穫したイチゴは、店舗の裏手にある工場で大福にした後すぐに店舗で販売。新鮮でおいしそうですね。

人気の銘菓だけでなく、進化系の大福も美味

今回は以下の和菓子を自宅に戻っていただきました。

まず写真の右側にあるのが、つくば銘菓「ふくろうの卵」。つくば市の市の鳥である「ふくろう」の卵をモチーフとした和菓子です。つくば市産の小麦粉「ユメシホウ」が使われていて、中には栗を練り込んだ白あんが入っています。ちなみに、保存料、人工甘味料は使われていません。

このお菓子は、つくばエクスプレスのつくば駅改札を出てすぐのところにある「つくば市物産会Bussankan」というアンテナショップでも販売されています。

次に写真の左側にあるのは、「ふくろうの卵」に続く「八木製菓」さんの人気商品「福来(ふくれ)まんじゅう」(1つ140円)。筑波山周辺で栽培されている特産品「福来みかん」が使用されています。

続いてこちらは大福です。どら焼きだけでなく、大福も種類が豊富です。
左から、生コーヒー大福、ブルーベリー大福、生クリーム苺大福、生抹茶大福(いずれも1つ140円)です。左の2つは言ってみれば進化系大福。これまであまり見たことがありません。大福に関しても、保存料、人工甘味料は不使用となっています。

せっかくいろいろな種類の和菓子がありますので、包丁で切って断面を見てみました。

写真左側手前から時計回りに、皮が黄色い福来まんじゅう、生クリーム苺大福、生コーヒー大福、ブルーベリー大福、生抹茶大福、ふくろうの卵。
とくに、銘菓「ふくろうの卵」は今まであまり見たことがない外見で、「本物のふくろうの卵もこんな見た目なのかな」と、いただく前に想像力をかき立てられるような独特の姿をしています。
そしてこれだけの種類を並べてみると、断面を見ているだけでも面白いですね。

期待のお味の方ですが、いずれも甘過ぎずしつこくなく、そしてやさしくて懐かしい感じの味がしました。
とくに大福はいろいろな種類がありましたが、中に入っている抹茶やコーヒーが出しゃばり過ぎず、いずれもあんこの風味とうまく調和しています。あたたかいお茶をすすりながら、一口一口を楽しみつつとてもおいしくいただきました。
いただく前は、コーヒー味など正直大福に合うのかなと思っていましたが、実際に食べてみるとコーヒーの風味と大福は相性がとてもいいです。個人的には生コーヒー大福が一番好きになりました。
老舗の和菓子店でありながら、新しい味を求めて商品開発の努力を怠らない、そんな姿勢が素晴らしいなと思います。

つくばの名産品ともなっている「八木製菓」さんのいろいろな和菓子。ご自宅用だけでなく、ご贈答品としてもとても喜ばれると思います。

八木製菓
住所:茨城県つくば市木俣394-14
アクセス:つくばエクスプレス線「万博記念公園駅」、「研究学園駅」のいずれからも車で約15分
駐車場:あり(約5台)
TEL:029-847-2641
営業時間:8:00-18:30
定休日:水曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。