つくば市桜で長く愛される「ル・パン グリ・グリ」で絶品パンを堪能

つくば市は「パンの街」として知られ、パンまつりイベントも開催されるほどパン文化が根付いた街です。
そんなつくばに、私が高校生のころからよく行っているお気に入りのパン屋さんがあります。

つくば市桜で20年以上も地元の人々に愛されている「le pain Gris*Gris(ル・パン グリ・グリ)」。

平日の昼前に訪れたにもかかわらず、次々とお客さんが来るほどの人気ぶりで、週末には開店前から行列ができることも!

そんな魅力あふれるル・パン グリ・グリで、おいしいパンを堪能してきました。

親しみやすいお店

ル・パン グリ・グリは、つくば市桜の閑静な住宅街の中にあります。
戸建ての1階で営んでおり、かわいい青い壁がお店部分です。

店内は親しみやすい温かみのある雰囲気。
外観と同じ青色で統一されていて、暖色系の柔らかな光でぬくもりを感じます。

パンはアクリル板越しに陳列されていて、衛生面にも配慮されているのが安心です。
焼きたてのパンの香りに包まれる中で、どれを選ぶか迷う時間も楽しいひとときでした。

種類豊富!選ぶ楽しさが詰まった棚

タイルのカウンターに並べられたパンや焼き菓子は、どれも美しく、見ているだけで心が弾むような光景。
ついつい買いすぎてしまうので、今回は吟味に吟味をかさねてパンを選びました!

興味深かったのは、「ガレット・デ・ロワ」。
1月6日のカトリックの祭りの日に食べる焼き菓子です。
この中に「フェーヴ」という小さな陶器の人形が入っていて、切り分けて食べたときにその人形が当たった人は、その日だけ王様・女王様になれるそうです♫

堪能したパンの数々

ル・パン グリ・グリで今回私が選んだのは、定番のサンドイッチからスイーツ系パンまでの5種類。それぞれに個性があり、一つひとつが忘れられない味わいでした。

まずはランチ用にパストラミビーフサンド。
自立できないほどのボリューム感!
一口頬張ると、パストラミビーフの程よい塩味が口いっぱいに広がり、噛むたびに豊かな風味が楽しめます。
ピリッと効いたマスタードと新鮮なトマトとシャキシャキのレタスが加わることで、全体の味わいを引き締めていました。

続いて、毎回買ってる人気のクロワッサン♫
外はサクサク、中はしっとり食感が特徴的で、噛むたびに広がるバターの芳醇な香りに酔いしれます。
外側はASMRで音を聞いてほしいくらいのサクサクパリパリ感です。

こちらは、りんごのデニッシュ。
サクサクなデニッシュ生地と、ゴロゴロ入っているジューシーで甘酸っぱいりんごのバランスが抜群です。
りんごはちょうどよく煮詰まっていて、皮のシャキシャキ感がアクセントになっています。
カスタードクリームの優しい甘さが全体を引き立てて、最後まで飽きることなく楽しめました!

私の前のお客さんが注文しているのを見て気になり、いつの間にか手に取っていたかぼちゃのマスカルポーネのパイ。
柔らかいブリオッシュ生地の中に、かぼちゃペーストとマスカルポーネチーズを混ぜたクリームが、ぎっしりと詰まっています。
かぼちゃの優しい風味が広がり、ぺろりと食べられる一品です。

ピスターシュは、ピスタチオ好きにはたまらないデニッシュです!
甘いピスタチオペーストがたっぷりとかかっていて、生地の中にも練り込まれています。
濃厚なピスタチオの風味とデニッシュのサクサク感が相まって、一口食べれば頬が落ちること間違いなし!

パン好きさんが集まるル・パン グリ・グリで幸せを

ル・パン グリ・グリは、どのパンも丁寧に作られていて、食べるたびに幸せな気持ちになれるパン屋さんです。
訪れるたびに新しい発見があり、次回はまた別のパンも試してみたいと思います。
焼きたての香りとともに、ステキなパンとの出会いが待っていますよ!
売り切れてしまうこともあるので、訪問はお早めに!

le pain Gris*Gris(ル・パン グリ・グリ)
住所:茨城県つくば市桜2-14-5
アクセス:つくばエクスプレス「つくば駅」から車で約8分
TEL:029-857-7538
営業時間:平日10:00-18:30
     土曜日、日曜日、祝日10:00-17:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日、第2火曜日、不定期月1回

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。