6月22日まで、地図と測量の科学館で企画展「日本の地形を知ろう―地図から学ぶ―」が行われています。
複数のプレートが交差する場所に位置する日本。大陸と太平洋に挟まれ、台風の通り道になっており、様々な立地条件から特徴的な地形が形成されています。川では気象状況により氾濫、山では土砂災害や雪崩、さらに多くの活火山で火山活動があり、常に地形と災害の関係を意識しておく必要があります。
今回の企画展では、河川地形、火山地形を中心に紹介し、過去の災害から学ぶ「自然災害伝承碑」や、新技術による湖沼調査、過去の空中写真による当時の地形データの作成、機械学習による地形分類の手法などの研究、災害への備えなどを紹介しています。
学生さん向けには「地理院地図を使った学習」や「地図記号の由来」も紹介されていますよ。
日本特有の地形がどのようにできているのか、災害から得られる教訓、そして地図の新技術とはどんなものか、ぜひ行ってみて下さいね!企画展のほか、常設展示でも地図について様々な情報が楽しく学べます!


企画展「日本の地形を知ろう―地図から学ぶ―」 開催概要
期間:2025年3月18日(火)~6月22日(日) 9:30-16:30(入館は16時まで)
場所: 地図と測量の科学館(茨城県つくば市北郷1 国土地理院構内)
交通:つくばエクスプレス「つくば駅」より車で約10分
つくばエクスプレス「研究学園駅」から車で約10分
駐車場:あり
休館日:毎週月曜日(祝日の時は順次翌日)
ホームページ:https://www.gsi.go.jp/MUSEUM/index.html
※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。