2024年12月9日(月)~22日(日)の期間、つくば市北条にあるつくばワイナリーにて、アート作品が見られる「2024つくばアースワーク展」が開催されました。
その展示内容の一部が、2025年1月20日(月)~26日(日)の期間、カスミつくばセンターにて展示されました。1月26日にはワークショップもあり、子どもとともに参加してきましたのでお伝えします。

館内には作品の一部が展示

カスミつくばセンターは、スーパーマーケットを運営するカスミの本社ビルです。
エントランスに入るとすぐに、作品が展示されているスペースがありました。
つくばワイナリーで実施されていた時の展示も拝見したのですが、大空の下で見るのとはまた作品の印象が違いました。廃棄されるぶどうの蔓(つる)を使って作品を作った、ではなく、作品に適した素材がそれだった、といえばよいのでしょうか。
館内の静かな雰囲気もあいまって、美術館にやってきた気分です。
エントランスホールは吹き抜けで、二階から作品を見下ろすことができ、また違った角度から作品を眺めることができました。

息子が気に入った、イルカの展示。
竹細工のイルカが追加されていました。
いよいよワークショップ開始
ワークショップは2種類。
一つは午前と午後を通じておこなう、ぶどう蔓を使ってかごをつくるもの。
もう一つは、午前と午後に実施される親子アートワークショップで、ぶどう蔓とどんぐりを使ってオブジェを作るというもの。
私と息子は、後者に参加してきました。午後の部は私たち親子を含め、4組ほどが参加しました。

こちらが今回のワークショップの先生。アースワーク展作品の作者の一人でもあります。

材料の一つである、ぶどうの蔓。太さもさまざまです。

段ボールいっぱいのどんぐり。
これを集めたのは主催の方々だそうです。大変だっただろうな…。

こちらは先生のお手本作品。
蔓とどんぐりで作ったとは思えない細かい造形、かつ生き生きとした人形たちに驚きます。

簡単に作り方の説明を受けたのち、作品作りに取り掛かります。
みな思い思いに、オリジナリティあふれる作品を作っていきます。

アドバイスをする先生と、それを聞きつつ作業する様子。
息子はちょうどいい大きさに蔓を切りそろえるのに苦戦中。用意されていた工具で一生懸命にバチン!と切断。
グルーガンも初体験です。手間取りつつも、なんだかんだ夢中になっています。

ドライバーでどんぐりに穴を開ける様子。

楽しみながら作品を完成させることができました!
午前中に比べて人数も落ち着いていたので、ゆっくり先生が見てくださったのもよかったです。
カスミの「わたしの企画」応援します!では、みなさんの夢を実現するお手伝いをしてくれます
この企画は、カスミが実施している「わたしの企画」応援します!の第32回として採用され、実現しました。
こんなことができたら楽しいな、みんなに喜んでもらいたい、みんなに知らせたい…等々、心のなかで温めている夢を実現してくれるのがこちらの企画。
テーマは自由で、応募の制限も特になし。営利目的でなければOKです。
採択された企画には、実施に必要な費用(全額もしくは一部)、会場、社員の人的サポートまでしてくれるという、至れり尽くせりな企画なんです。
毎年4~6月頃に広告やWebで企画を募集し、7~8月に審査があります。審査会を突破して無事採択されたいくつかの企画が、その後の打ち合わせやさまざまな準備を経て、11月~翌1月の土日・祝日の日程で本番を迎えます。
中学生の女の子の企画が通って、告知したところ申し込みが殺到し、急遽実施日と回数を増やしたこともあったとか。
ワークショップに参加したのも楽しかったですが、カスミのこの企画についても、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
つくばアースワーク展(終了イベント)
開催日時:2025年1月20日(月)~26日(日) 10:00-15:00
開催場所:カスミつくばセンター(茨城県つくば市西大橋599-1)
アクセス:つくばエクスプレス「研究学園駅」より車で約5分
Instagramアカウント:@tsukuba_earthwork