あなたはいくつ見つけられる?■つくば市中央公園でフクロウの像を探してみた!

つくば市の中央公園には、ちょっとした“宝探し”のような楽しみがあります。
それは、市の鳥「フクロウ」の像探し!公園内のあちこちに、ひっそりと、でも堂々と佇むフクロウたち。あなたはいくつ見つけられるでしょうか?

今回は、そんなフクロウの像を実際に探した様子をレポートします。
知的な街・つくばらしい、ちょっとユニークな公園の魅力をぜひご覧ください!

つくば市の市の鳥「フクロウ」は、農村・人里環境を代表する鳥であり、森の哲学者とも呼ばれる存在です。その落ち着いた佇まいと鋭い眼差しは、知恵と技術の象徴とされ、まさに学園都市を擁するつくば市にふさわしい鳥として選定されました。
研究機関や大学が集まるこの街にとって、フクロウは“知の象徴”であり、街のアイデンティティを表す存在でもあります。

中央公園を歩いていると、大小さまざまなフクロウの像に出会えます。
それぞれの銅像には個性があり、親子のフクロウ、羽を広げたフクロウ、木にとまる姿など、見ているだけで癒される存在です。

これらの像は、つくばエクスプレスが開通した2005年8月24日に開通記念で建てられたもののようです。今年(2025年)は開通20周年の記念の年なので、フクロウ達も20年ここにいるんですね。今まであまりきちんと眺めたことがありませんでした。

まずはこちら。つくばエクスプレス開通記念と書かれた台座に載った大きな黒い「梟」。おそらく数ある像の中で一番大きいと思われます。見る角度によって別のものにも見えて、面白い。

こちらは「7つの親子ふくろう」。大きな親ふくろうの足元にいる4匹の子フクロウがかわいい!「7つの親子ふくろう」というタイトルなので、あと2匹どこか(きっと後ろ)にいるはずですが、茂みが邪魔をして確認できず。

これは「ふくろうの森」。体を寄せ合うフクロウ。寒い冬におしくらまんじゅうしているみたいですね。

「恋人鳥」は体を寄せ合い、頬を寄せ合い、まさに恋人!裏側に回ってみると、もう一匹のフクロウは目を閉じて幸せな表情です。あったかーいおふたり♡

頬を寄せ合う姿がまさに恋人。裏側の表情も見てね。

個人的に気に入ったのは「コタンコロ・カムイ(村の守り神)」。平べったい丸い石を2つ重ねたような像です。目とくちばしはくっきりとしていて、四方八方を見守っています。

村の守り神。静かに公園を見守る存在。

ほかにも「木綿の夜」や「屋代一福霊」、「舞」など、計8つの像を見つけることができました。

まさに森の哲学者といった雰囲気。
ようこそ!つくばへ!…と言ってそう。

中央公園はイベントが行われたり、つくば駅や中央図書館がそばにあったりと、人の集まることの多い公園ですが、時にはフクロウの銅像を探しながら散策するのもおすすめの楽しみ方です。

季節ごとに変わる自然の風景とともに、フクロウたちの表情も違って見えるかもしれません。
「今日は何羽見つけられるかな?」と、家族や友人と一緒に楽しむのもいいですね。

つくば市中央公園のフクロウの像は、つくばの知的なイメージを象徴するとともに、市民や訪れる人々にやさしく寄り添ってくれます。
つくばを訪れた際には、ぜひ中央公園でフクロウたちに会いに行ってみてください!

中央公園
住所:茨城県つくば市吾妻2-7-5
アクセス:つくばエクスプレス線「つくば駅」A2出口から徒歩約1分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。