散歩がてらフラッと立ち寄れる、つくば駅から一番近い「筑波大学 春日エリア」

つくばといえば、名門国立大学である筑波大学を思い浮かべる方が多いと思います。
筑波大学は今年で開学50周年を迎えます。

1872年、教員養成目的の師範学校を起源とし、1949年に東京教育大学となり、1973年に総合大学としての筑波大学が開学。2002年に図書館情報大学と統合し、2004年国立大学法人筑波大学という現在の形となりました。
筑波大学は広大な敷地があり、春日地区、西地区、南地区、中地区、北地区とエリアが分かれています。

今回は、つくば駅から徒歩約7分、駅から散策がてら寄ることのできる春日地区のキャンパスを紹介いたします。

広大なキャンパスをもつ筑波大学

筑波大学は、つくばエクスプレスのつくば駅から北方面に5~6㎞の範囲にキャンパスが広がっています。
駅から近い順に見てみると、まず春日エリアがあり、北大通りを渡ると大学附属病院が立地する西地区、体育・芸術系エリアの南地区、文理系エリアの中地区、一の矢宿舎が並ぶ北地区と続きます。
広い構内の移動手段として、筑波大学循環バスも運行していますよ。

さて、今回紹介する春日エリアのキャンパスは、かつては図書館情報大学でした。2002年に統合して、筑波大学図書館情報専門学群、大学院博士課程図書館情報メディア研究科へ移行しました。

中心部の講義棟や食堂を紹介しましょう

つくば駅から徒歩7分ほどで、春日エリアに到着します。
こちらが入口です。

では、中に入ってみましょう。右には街路樹の美しい通りがあります。

入口から直進すると、正面にガラス張りの立派な建物が見えてきます。こちらは「情報メディアユニオン」です。会議室や講演会、シンポジウムなど様々なイベントが開催されています。

次は、講義棟などを紹介します。右手に進むと、7A~7Cの講義棟があります。

7A棟に入ってみると、茨城の大手スーパー・カスミの無人売店がありました。
夜でも大学にいる学生や研究者には便利ですね!

奥には、講義室やパソコンが整備された部屋などがありましたよ。
7A棟の隣には図書館情報学図書館があります。図書館情報学に関する本などがたくさん置いてあるそうです。

講義棟以外では、食堂が入っている春日福利厚生棟があります。
カレー、うどん、日替わり定食が300~500円で提供されています。お昼時は学生さんや教職員の方が利用していますが、他のキャンパスより空いていて学食の穴場だそうですよ。

食堂の外には、池を見ながら食事ができるスペースもあります。

池の周囲には小道があり、また木々の紅葉も始まりとても気持ちのよい空間ですよ。

産学連携の中心地

キャンパスを奥に進むと、オシャレな建物があります。
高細精医療イノベーション棟です。

2015年に開所した5階建ての建物で、医療イノベーション(革新的な医療開発など)や、産学連携を目的として造られたそうです。
実は筑波大学は、大学発ベンチャー企業の数が2022年度で全国4位ととても多いです。
大学の研究成果を社会に還元するといった産学連携に積極的であることも、筑波大学の大きな魅力なのですね。

西に進むと、グラウンドやテニスコートもありました。広い!この日は誰も使っておらず、広さが際立っていました。

つくば駅から徒歩約7分の好立地という魅力。
図書館情報学など、貴重な情報を後世に伝える学問の地であるとともに、新しい産業創出の場である、筑波大学春日エリアを紹介しました!

筑波大学 春日エリア
住所:茨城県つくば市春日1丁目2
アクセス:つくばエクスプレス線「つくば駅」から徒歩約7分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。