筑波山を眺めながら、常陸秋そばを楽しめる「いずみの里」

今回紹介するのは、筑波山からほど近い、つくば市の北部に位置しているおそば屋さんの「いずみの里」です。
東大通りを車で20分ほど北上すると見えてくる、水車がある古民家風の建物が目印です。
お店のたたずまいや、和風の看板がステキで印象が強いので、ぜひ行ってみたいと前から思っていました。
では、ご紹介しますね。

筑波山がよく見える、開放感のある店内

「いずみの里」は看板にドライブインと書かれているように、駐車場がとても広くて停めやすいです。

入口前のお庭もよく手入れされていて、外観の雰囲気とよく合っていてステキですね。

お店の周辺には建物が少なく、筑波山が目の前によく見えて、静かでのどかな場所ですよ。

伺ったのは土曜のお昼時で混んでいましたが、店内は広いのですぐ席に案内してもらえました。
店内の木の幹をあしらった柱や木目調のカベやテーブルが、趣きがあってくつろげます。
壁に貼っている黒板には、そば粉は桜川市産の常陸秋そば、お米はつくば市産と書かれています。地産地消への思いが伝わってきます。

店内は席の間もゆったりとしており、天井も高いので開放感があります。
窓も大きいので筑波山を近くに感じられて、とても気持ちがいいですよ。

新鮮なしらうおの天ぷらとおそばの組み合わせが絶品!

最初に運ばれてきた冷茶は、キレイな緑色にすっきりとした味。暑い日だったこともあり、よく冷えていてとてもおいしかったです。

こちらはおそばのメニューですが、どれもおいしそう!
迷いましたが、私は「霞ヶ浦名産」という文字に惹かれて、しらうお天ざるそばを注文しました。

しらうおは湖の幸として親しまれ、美しく透き通った姿から「霞ヶ浦のダイヤモンド」と呼ばれているそうです。どんな味なのか楽しみですね。
10分も待たずに、しらうお天ざるそばが配膳されました。

しらうおとマイタケの天ぷらに、大根おろしとお塩が添えてあります。ピンクのお塩は岩塩でしょうか。おそばの出汁だけでなく、天つゆもありますし、そば湯もあるのが嬉しいです。

まずは、しらうおの天ぷらを塩でいただきました。シンプルな塩味が、淡白で肉厚な魚のふくよかな味をより引き立てています。天つゆでも食べてみると、甘じょっぱい出汁が天ぷらにしみこんで違った味わいが楽しめました。マイタケの天ぷらも揚げたてで、口の中でマイタケのいい香りが広がりおいしかったです。

続いて、おそばをいただきます。
こちらのそばは色が濃い目で細い麺でもコシがあり、しっかりそばの香りがしてとてもおいしいです。薬味についているわさびはおろしたてのようで、さりげなく辛味がきいておそばの味を引き締めてくれます。
天ぷらもおそばも冷たいおだしも、調和的でとてもおいしいお食事でした。
写真にある通り、季節の果物が付いてくるのも嬉しいですね。食後に甘くて冷たいスイカですっきりしましたよ。

ゆったりとした雰囲気の店内で、名産の常陸秋そばをぜひ味わってみてください。

いずみの里
住所:茨城県つくば市田中2116-1
アクセス:つくばエクスプレス線「つくば駅」から車で約20分
電話:029-867-2113
営業時間:11:30-15:00、17:30-19:30
定休日:火曜日、第2・4水曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。