こんにちは!ヤマナカです!
2月と言えばもうすぐ卒業シーズン。
そんな卒業を迎える学生さんたちの作品を見ることができる、「筑波大学芸術専門学群 卒業制作展」に行ってきました!
つくばの美術館といえばつくば文化会館アルス!
数年前に筑波大学の学園祭に行ったことはありましたが、コチラは初めて。
約100名の作品が学部ごとに前期後期にわかれて展示をします。
私は後期日程にお邪魔しました。
会場はつくば駅から歩いて5分ほどの茨城県つくば美術館。
駐車場は北1駐車場を利用しました。
有料ですが、トナリエでお買い物をすると3時間無料になります。
トナリエの前を通って橋を渡るとすぐに美術館の入るつくば文化会館アルスが見えます。

隣にある図書館も学生の時よく利用しました。
中に入ると左手が茨城県つくば美術館。
後期の展示作品は洋絵や日本画のような平面のものではなく、造形やデザインなどの立体物が中心です。
入ってみると建物のミニチュアが目につきます、建築デザインと環境デザインの作品でした。
多種多様な作品群
一通りぐるっと見てまわると作品の多種多様なこと!
建築に陶器に、フィギュアからサラダバーまでありました。
中でも私の一押しはコチラ。

ガソリンスタンドを活用したギャラリーの提案をした作品です。
作者の大日向さんがいらっしゃったのでお話を聞くことができました!
作品は「Gellery CANOPY」。
廃業したガソリンスタンドをギャラリーへと変貌させ街づくり拠点となることを目指したもの。
「CANOPY」とはガソリンスタンドの屋根のことで、人々の場の象徴として名づけられました。

なんと実際のガソリンスタンドで場づくりを行い、イベントを開催したそう!
今後も制作は続き、持続的な街づくりの拠点を目指すのだそうです。
「展示についてどう思いますか?」とお伺いすると、「モチベーションになります、自分が形にしたものを見てもらえる場があるのはありがたいです」とのことでした。
その他、気になったのはコチラ。

「屋彩」という野菜をテーマにした陶器作品です。
とうもろこしのランプシェードやごぼうのお香立てなど生活に根付いた作品なのが特徴。
特にとうもろこしのランプシェードはかわいくてお気に入り!
日々の生活にこういう作品が置いてあったら生活が豊かになるだろうなと思いました。
日常に潜む芸術
芸術鑑賞というとハードルの高いイメージがありますが、そんなことはありません。
たとえば環境デザインでは実際の地域をモデルに建物の構想などを製作しています。
後期日程の作品は私たちの生活に近いものが多く、身近に感じました。
また、時間によっては作者の学生さんがいらっしゃるので作品の制作秘話などを聞けたりします。
いなくてお話聞けないわという方も大丈夫、卒業論文が置いてあります。

論文というと私には縁遠くよくわからないイメージでしたが、読んでみるとカラーでわかりやすくより深く作品を知ることができます。
また、日によってはギャラリートークが行われていたりします。
初めは「難しくて理解できなかったらどうしよう?」と思っていましたが、学生さんたちは気さくでとても楽しい空間でした。
また来年の展示も楽しみにしたいと思います!
以上、「筑波大学芸術専門学群 卒業制作展」でした!
茨城県つくば美術館
住所::305-0031 茨城県つくば市吾妻2丁目8
アクセス:つくば駅から徒歩3分
TEL:029-856-3711
営業時間:9:30-17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜定休日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
その他臨時休館日および開館日があります。
駐車場:指定駐車場「南2」「北2」
一般料金:入館料、ギャラリー展無料(主催者の都合により有料の場合があります)
※営業時間等は2022年2月現在の情報のため、変更の場合があります。