2025年3月23日(日)15時、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)につくば西スマートインターチェンジ(IC)が開通しました。
つくば西スマートICはつくば市島名、つくばエクスプレス万博記念公園駅から車で約3分の場所にあり、県道123号(土浦坂東線)から利用することができます。
このスマートインターチェンジが整備されたことで、筑波山周辺地域へ訪れる人に対し、渋滞を回避した別のルートが確立され、アクセスがしやすくなりました。また、常総ICからつくば中央IC間の距離は約11キロと圏央道でも2番目に長い区間となっていましたが、間につくば西スマートICができたことで、インターチェンジ間の距離が短縮され、各インターチェンジへ10分以内に到達できる地域が拡大しました。さらに、鬼怒川および小貝川の浸水想定区域になっている常総ICで災害が発生した際、代替路としての役割を果たします。
開通前の3月15日(土)にはプレオープンイベントが行われ、通常は進入することができない場所を歩いて見ることができました。



こちらはスマートインターチェンジに侵入する際に一旦停止する、開閉バーの入り口。



開閉バーの先はロータリーになっていて、ETC車載器を搭載していない車が侵入してしまった場合は、ロータリー奥の圏央道への進入路ゲートが閉じる仕組みとのこと。ゲートが閉じた場合は、そのままロータリーを回って出口に向かいます。



ロータリーの先が圏央道です。せっかくなので、歩いて入れる一番奥まで行ってみました。



スマートインターチェンジから一般道へ出るときも同様、開閉バーの前で一旦停止が必要です。開閉バーの横には、何か問題が起きた際に連絡が取れるインターホンがあります。


プレオープンではフックン船長やマナーティも登場。子どもたちの写真撮影の列が伸びていました。(マナーティはNEXCO東日本のキャラクター。みんなに高速道路のマナーを知ってもらうために生まれた、マナティに似た不思議な生き物、とのこと。)

ほかにも高速道路でよく見かける高速道路パトロールカーや、消防車、パトカーなどの展示もありました。



つくば西スマートICができたことで、つくば市西部地区周辺への交通アクセスが向上し、周辺の商業施設や企業も増加していくことが予想されます。観光客が訪れることも増えるでしょう。
今後、周辺地域がさらに発展していくことを楽しみにしています!

つくば西スマートインターチェンジ
住所:茨城県つくば市島名地内
アクセス:つくばエクスプレス線「万博記念公園駅」から車で約3分