パンの街といわれることもあるつくば市。こちらは筑波記念病院の近くにある、こじんまりとしたパン屋さんです。大通りからすこし入った先、ちょっと見つけにくい場所にあって、知る人ぞ知る隠れ家パン屋さんといった感じ。気になっていたお店なのですが、ようやく訪問できました!
敷地の入り口に飾ってあるかわいい旗が目印です。
訪問したのは土曜日の午後。二組ほど待っているお客さんがいました。ちいさなお店なので、入店できるのも一度に一組だけ。前の人が何を選んだのかな~なんてそわそわしつつ、順番が来るのを待ちます。
曜日や季節によって異なる品揃え
待っている間に本日のおすすめをチェック。
自家製の酵母、さらに国産小麦を使用という、珍しくてこだわりのつまったパンたち。
punchさんは、季節だけでなく曜日によっても品揃えが変わります。事前に知りたい場合はインスタをチェック!メニューや営業日カレンダーを確認してください。おいしそうなパンの写真もたくさん載っていますよ。
この日は、毎年人気と話題の庭採れブルーベリー酵母バトンがおすすめのようです。
すりおろし梨酵母パンも気になる。
というか酵母って、どんな果物からも採れるものなのでしょうか?ちょっと調べてみたら、果物の表面には自然界に存在する野生酵母が付着しており、これらを使って発酵を行うことができるんだそうです。へぇ~、ひとつ賢くなりました。
自家製酵母と国産小麦でつくられたパンたち
いざ入店!
土曜の午後ということもあって、品揃えはちょっと少な目。営業時間は10:00-18:00とのことですが、売り切れ終了になる場合もあるそうです。お目当てのパンがある場合は、早めに来店するのが吉ですね。
おいしそうなパンに目移りしちゃいます。かためな食感が大好きなので、有機イチジクとクリームチーズが気になる。小麦粒の表皮部分であるふすまは、たしか食物繊維が豊富だったような…これはぜひゲットしなければ。シナモンロール、コーヒーと一緒に食べたい。あああ、どうしよう!
いろいろ悩んで、結局5個も購入してしまいました。一人では食べきれないな…。
なお店内には、写真集やTシャツなどのグッズも販売されていました。このキャラクター、ちょっと小憎らしいのにかわいくて、気になる。
天然酵母パン特有の酸味がいい!
punchさんにはイートインのスペースはないので、お持ち帰り。
いそいそと帰宅して、いざ実食。
まずは、すりおろし梨の酵母パンを頂きます。
外はフランスパンのようにかためで、割いたら中はもっちもち。歯ごたえがあって、噛めば噛むほど味わい深くて、天然酵母パン特有の複雑な酸味が口の中いっぱいに広がります。
そのままでもおいしいけど、これはクリームチーズをあわせて食べたい!絶対に合う。
とっても食べ応えがあったので、いったんここで終了。
と思ったら、ここで悲劇が。
「え?ここにあったパンは?」
「あー、おいしかったよ~!」
…え?
なんと家族に、他のパンをすべて食べられてしまいました…。
確かに一人じゃ食べきれない量だったけど、ちょっとは残しておいてくださいよ!
ちなみにイチジクとクリームチーズのパンは、チョコレートと間違うほどに甘かったそうです。
というわけで、手が止まらなくなるパンだということはよくわかりました。
なお訪問時にはやっていませんでしたが、punchさんでは月に何度か「Cafe Banraiken」さんのコーヒー販売をしているそうです。おいしいパンとコーヒー、幸せですね!
次は日曜日限定の黒パンを狙おうかなと思います。はちみつレモン&ナッツも気になっていたのですが、インスタを確認したところ今月末でしばらくお休みになるとのこと。残念です…。
皆さん、お目当てのパンがある場合はお早めに行くことをおすすめします。
こちらのパン屋さんは基本的に火・水・木が定休日なので、訪問される方はご注意くださいね。
季節の酵母パン punch
住所:茨城県つくば市要320-1
アクセス:つくばエクスプレス「研究学園駅」から車で約10分
連絡先:029-844-1000
営業時間:10:00-18:00(売り切れ次第終了あり)
定休日:火・水・木
駐車場:あり