テイクアウトでスペシャルティコーヒーを楽しむ!つくば市学園の森にある「BEAN TREK Coffee Roasters」

普段はインスタントのコーヒーにたっぷりのミルクを入れて充分おいしいという庶民派の舌の持ち主ですが、たまに「おいしいコーヒーが飲みたい…! !」という欲求がふつふつと湧いてくることがあります。インスタントコーヒーとコーヒーは別カテゴリーなんです、異論は認めます。
どこかにスペシャルなコーヒーを味わえるところはないか?

というわけで、インターネットで検索して見つけたのが、BEAN TREK Coffee Roastersさん。さっそく車を走らせます。

筑波ハム直売所「つくば陣屋」さんの中にあります

え?ここ?と思わず疑ってしまったのは、目的地にあったのが筑波ハムの直売所「つくば陣屋」さんだったから。
いや、たしかに住所は合っている。インターネットで見直したら、なんとその中にあるらしい。いや、これ事前情報がないと絶対わからないヤツ!

入口に看板がありました。よかった、間違ってない。
自動ドアの先、直売所の中を進んでいくと…

あったー!よかった、間違っていなかった。
直営所の一角に、お店がありました。
お隣には小さなカフェがあって、共用で使えるイスとテーブルがお店の前に並べてあります。

テイクアウトでスペシャルティコーヒーが楽しめる

世界で5%しか流通していないと言われている、スペシャルティコーヒーの焙煎及び販売をしているBEAN TREK Coffee Roastersさん。この値段で手軽に楽しめるというのはうれしいです。
しかも、好きなコーヒー豆を選ぶことができます。

本日は10種類のコーヒー豆が並んでいました。
コーヒーの説明書を読むのって楽しくないですか?
味わいのチャートやコメント、精製処理や地域、農園名や生産者なんかも掲載されていました。
お店の方が親切にコーヒーの特徴を説明してくださって、選ぶのを手伝ってくれます。
みんなおいしそうでなかなか決められない。

一杯一杯を丁寧にハンドドリップ

豆をひくところからスタート。いい香りが漂います。

左が注文したコスタリカのコーヒー。店主、なんと比較用に別の豆を挽いてくださいました。一つずつ香りを嗅がせてくださったのですが、全然香りが違う!!
もうこれだけで幸せな気分になります。

お湯の温度やコーヒー豆の分量も決まっていて、このコーヒー豆だと18gで85度のお湯でドリップするそうです。

気さくにいろいろとお話してくださる店主ですが、動かす手はよどみなく丁寧にコーヒーを淹れてくださいます。

挽いたコーヒー豆の上に落としたお湯で、泡がぷっくり。新鮮な証拠ですね!時間が経ってしまった豆だと、こんなにふくらまないですもんね。入れている様子を見るのも楽しい。こんな間近で見られるのもステキ。

スペシャルなコーヒーに舌つづみ

やっぱり香りが違いますね!
口に広がるフルーティさに思わず目をとじます。サラリと飲むというより一口一口じっくり味わいたいおいしさです。
飲み込んだ後に舌の上に残る余韻も素晴らしい。なんて評論家気分でゆっくりと時間を楽しみました。

つい、コーヒー豆も買っちゃいました。

店主さん、今はこちらに住んでいますが、昔は東京にお住まいだったそうです。
コーヒーの焙煎機は音も大きいし煙も出る、どこに置こうか?と悩んだ際、筑波ハムに勤めていた友人が、筑波ハムの旧工場を使っていいと言ってくださったんだとか。
当時は始発で来て、焙煎し、終電で帰るという生活をしていたそうです。
コロナ禍でこちらに引っ越して来て、本業の傍ら、今は奥様とこのお店をされているそうです。

店名のBean Trekとは「豆の長~い旅」という意味なんだとか。

カップに描かれたこのバクが、かわいい。
お店の看板や、実は店主の着ているTシャツにも登場しているこのマレーバク、つくばで活躍されているこばやしゆきさんという絵本作家さんに描いていただいたそうです。

マレーバク、ドーナツを持っています。お店ではイベントのタイミング等でドーナツを出しているそうで、自信作なんだとか。本日は無かったのが残念。次回はリベンジです。

BEAN TREK Coffee Roasters
住所:茨城県つくば市学園の森3丁目21-1「つくば陣屋」内 筑波ハム
アクセス:つくばエクスプレス線「研究学園駅」より車で約7分
     つくばエクスプレス「つくば駅」より車で約8分
営業時間:10:00-18:00
定休日:毎週火曜日、第2・4水曜日
ホームページ:https://www.instagram.com/beantrekcoffeeroasters/

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。