【火曜限定】研究学園駅前公園に出店「八右衛門」の野菜たっぷり弁当は魅力いっぱい!

「研究学園駅前にこんなところがあったなんて…!」
今回訪れたのは、地元の人でも意外と知らない研究学園駅前公園にあらわれるお弁当屋さん「八右衛門(はちえもん)」。実際に訪れてみたからこそわかる魅力を、体験を交えながらご紹介します。

「こんな場所に?」公園にあらわれる小さなお弁当屋さん

●意外と知られていない火曜日のお楽しみ

研究学園駅を降りて徒歩約5分。公園内の古民家の近くに、毎週火曜日だけあらわれる販売車が「八右衛門」です。
友人の紹介で教えてもらったお店で、初めて訪れたときはわくわくしながら探しました。

平日のお昼時、ママたちがベビーカーを押しながら並び、近くのオフィスワーカーも少し早めの昼休みをとって訪れる姿が。
「火曜日はここのお弁当が楽しみで」と笑顔で教えてくれた常連さんの言葉どおり、13時前には完売することもめずらしくありません。

●毎週火曜限定!気づいたら売り切れの人気ぶり
もともと知人の紹介で「事前予約しておいたほうがいいよ」と言われ、公式LINEを登録して前日の月曜日にお弁当の取り置きの連絡をしました。
案の定、当日朝には「予約分で完売しました」という連絡が入りました。やはり地元に愛される人気店なんですね。

「八右衛門」は曜日ごとに営業場所が異なり、火曜日は研究学園、水曜日は土浦方面、そして月に一度は筑波大学内でも販売しているそうです。ときには企業向けにお弁当の配達や特注弁当なども販売しています。
研究学園で購入できるのは火曜日だけなので、ぜひスケジュールをチェックして訪れてみてください。

「八右衛門」ってどんなお店?地元野菜×手作りのやさしい味

●地元・土浦の旬野菜をふんだんに

「八右衛門」のお弁当の最大の特徴は、土浦市で採れた新鮮な野菜をふんだんに使っていること。特に土浦の特産品であるレンコンを中心とした地元野菜が主役になっています。季節によって内容が変わるのも魅力のひとつだと思います。

70代の道子さん、いつも笑顔のえっちゃん、そして時々顔を出すみかちゃん。この温かい仲間たちと一緒に、店主の久保田紀子さんが心を込めて切り盛りしているこのお店では、地元の食材にこだわったお弁当作りをされています。なんと久保田さんは100kmマラソンからトライアスロンまでこなす元スポーツクラブインストラクターという経歴の持ち主。”体の中から元気になる”ことをコンセプトに活動されているそうです。

実際に食べて感じた、「また買いたい」と思えたポイント

●彩りにほっとする。開けた瞬間の安心感

蓋を開けた瞬間、彩り豊かな野菜のおかずに思わず「わぁ!!」と声が出ました。
普段コンビニ弁当に慣れていると、この自然な色合いが心を和ませます。緑、赤、黄色…季節の野菜がそのままの色を活かして並んでいると、なぜかほっとするんですよね。

●冷めてもおいしい。素材の力が引き立つ味わい
この日は2つお弁当を購入しました。1つは昼ごはん用、もう1つは夕飯用に。昼ごはんは公園で買って家で食べましたが、冷めてもおいしさが損なわれないのがうれしいポイントでした。
夕飯用のお弁当は、偏食真っ最中の2歳の息子と一緒に食べました。
普段は好き嫌いが多い息子ですが、不思議とこのお弁当はよく食べてくれたんです。
「おいしい?」と聞くと小さな頭をこくりと縦に振る姿に、思わず笑みがこぼれました。

●バランスのいい内容に大満足!!

この日のお弁当の内容は、豆腐のヘルシー鶏つくね、ポテトサラダ、浅漬け、レンコンのカレーきんぴら、そして雑穀米ごはん。お弁当900円、お味噌汁250円です。
野菜も肉もバランスよく入っていて、一つで満足感があります。レンコンのカレーきんぴらは絶妙な辛さで、箸が止まりませんでした。

販売場所には、研究学園で販売を開始した2021年から毎回来ているという常連さんや、近くのオフィスで働く方々が次々と訪れていました。

店主の久保田さんはお客さん一人ひとりと笑顔で会話を交わし、「今日は暖かい日ですね!」「今日は体調いかがですか?」など、食べる人のことを気にかけている様子が印象的でした。ただお弁当を売るだけでなく、会話も大切にする姿勢が、地域に愛される理由の一つなのだと感じました。

どこで買える?予約のコツと販売スケジュール

●研究学園駅前公園古民家で、火曜の12:00から販売
基本的には毎週火曜日12:00〜13:00(売切れ次第終了)に研究学園駅前公園古民家で販売されています。売り切れになったり変更になったりすることもあるので、インスタグラムをチェックするのがおすすめです。

●事前予約が確実。前日には売り切れることも
確実に購入したい場合は、インスタグラムのDMもしくは公式LINEから予約するのがベスト。
ただし、人気なので当日の朝には予約が埋まることも。「食べたい!」と思ったら、早めの予約を忘れずに。

●食育イベントや別エリアの出店もチェック!
月に1回、土浦市大岩田二区でおこなわれる「みんなの食堂」や、霞ケ浦総合公園でおこなわれる「ウォーキング&ランニング」イベントを開催しています。また、筑波大学では学生向けに「目指せ筋肉アップ・マッチョ弁当」と題した低カロリー・高タンパク・食物繊維たっぷりのお弁当や、「美肌弁当」など、ニーズに合わせた特徴的なメニューも販売しているそうです。SNSをこまめにチェックして、情報をゲットしましょう。

●おいしくてやさしい”地元グルメ”を探している人へ
地元で採れた食材を使ったお弁当を探している方にぴったり。また、茨城に移住を考えている家族にとっても、こうした地元の食の魅力は、この街で暮らす大きな魅力の一つになるはずです。

毎日の食事は私たちの生活の中心。忙しい日々の中で、時には手軽に、でも体に優しいものを食べたいと思う気持ちに寄り添ってくれる「八右衛門」。研究学園駅前公園の火曜日、ぜひあなたも訪れてみませんか?

久保田さんの丁寧に作られたお弁当は、地域の食文化を感じる体験になるはずです。
子どもも大人も笑顔になれる、そんな「食」との出会いが、この街の魅力をより深く感じさせてくれます。
火曜日の研究学園、あなたも「八右衛門」のファンになるかもしれませんよ。

八右衛門
出店場所:茨城県つくば市学園南2丁目1(研究学園駅前公園)
アクセス:つくばエクスプレス「研究学園駅」から徒歩約6分
TEL:090-8872-5363
出店日:毎週火曜日
営業時間:12:00-13:00(売切れ次第終了)
公式LINE: lin.ee/Kxgcgn0

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。