紅葉の美しい季節になりましたね!
自然に囲まれ、色づく樹々を眺めて日常の疲れを癒したい!と思って、筑波山へ行ってきました。
筑波山は、美しい山の姿から富士山と対比され、「西の富士、東の筑波」と呼ばれています。万葉集にも詠まれている名山で、日本百名山、日本百景の一つなのですよ。
百名山の中では、標高も低く1000m未満です。登山初心者にも親しみやすく、行楽シーズンは多くの登山客でにぎわいます。
今回は、つくばの代表的な名所、筑波山を紹介しますね。
まずは登山コースを選びましょう
筑波山の登山口までのアクセスは、直行するシャトルバスが便利です。どの登山口からスタートするのかによっても違いますが、つくば駅から30~40分くらいです。
小学生未満のお子さんから、登山に慣れた方まで楽しめるような6つほどの登山コースが整備されています。ケーブルカーやロープウェイもあるので、無理のないコース選びができますね。
標高871mの男体山を目指すなら御幸ヶ原コース、標高877mの女体山を目指すなら白雲橋コース、おたつ石コースがあります。山頂を結ぶ連絡路もあるので、登りと下りでコースをかえても楽しいでしょう。
私は、車で向かいました。ふもとにある筑波山神社に駐車し、その裏手の登山口から御幸ヶ原コースで男体山頂へ向かって登ることにしました。
初心者には険しく感じる山道です
この日は天気もよく、風もなく、ハイキングには最適な日でした。
写真のような山道がずっと続き、一歩一歩に力が必要で、快適な気温にもかかわらず少し登るだけで汗だくになってきました。

まだ1/4も登っていませんが、少し平らな空間に休憩所があり、一息つきました。
休憩するところにあった看板を見て、高山植物に詳しいとよりいっそう山登りを楽しめるのでしょうね。

山道には岩も多く、よじ登るような場所もありました。軍手を持っていくのがよいでしょう。

険しい山道ですが、景色に癒されますね。
木漏れ日が美しく、とてもいい気持ちですよ。

かなりの気合が必要だ…と思わされる岩たちです。

この岩の道を終えると、最後は、頂上まで整備された階段がずっと続きます。
自然の道より階段をあがり続けるのがきつく、写真を撮る余裕がなくなりました。
でも、空がどんどん広くなり、そろそろ頂上だと思うと元気が出てがんばれましたよ。
頂上からつくばを見渡します!
男体山山頂に着きました!
初めての登山で1時間40分でした。慣れている方だと1時間程度だそうです。
素晴らしい眺めです。
疲れも吹っ飛びますね!ただ、登っているときは汗だくですが、あっというまに冷えるので、着替えが必要です。

頂上にはお店がいくつかあります。


少しお土産を買い、ケーブルカーで降りることにしました。
ケーブルカーは花で飾られています
ケーブルカーは、ふもとの宮脇駅まで約8分の運行です。
赤い車体がかわいいですし、中に入ると天井が花でびっしり飾られていて豪華な気持ちになりました。

景色を楽しみたく、一番前の席に座り自然を眺めながら降りてきました。
登るのはあんなに大変でも、ケーブルカーで降りるとあっというま…。

宮脇駅では、炭火焼のお団子や、手作りソフトクリームが販売されていました。
ソフトクリームは400円でボリュームも多く、味も濃くておいしいです。
登山で疲れた体にしみわたりましたよ。

駆け足で紹介しましたが、筑波山は眺めても登っても、ケーブルカーを利用しても、とても楽しいところです。
アクセスもよいですし、しっかり準備運動をして、お天気のよい休日にぜひおでかけください。
筑波山 (筑波山ケーブルカー・筑波山ロープウェイ)
住所: 茨城県つくば市筑波1番地
アクセス: つくばエクスプレス「つくば駅」から車で約40分
TEL: 029-866-0611
ケーブルカー運賃 大人・片道590円、往復1,070円
小児・片道300円、往復 540円
ロープウェイ運賃 大人・片道750円、往復1,300円
小児・片道380円、往復 650円
営業時間:本社(9:00-17:00)