本物がいっぱい、自転車で遊び機関車も見学できる、つくば市「さくら交通公園」

小さいお子さんや自転車を覚えたばかりのお子さんに、安全な場所でのびのびと練習をさせたいなと思ったら、つくばの「さくら交通公園」はいかがでしょうか?

園内を走る道路では、自由に自転車に乗って遊べます。
自転車遊びだけではなく、蒸気機関車の実物があって、運転席にも入って見ることができます。
公園中央には遊具もあるので、お天気のいい日は親子連れでにぎわう楽しい公園です。

一番は蒸気機関車

つくば駅から歩いて10~15分くらいのところに、「さくら交通公園」があります。
名前のとおり、機関車、バス、貸し自転車などがあり、園内は遊びながら交通ルールを覚えられるように、道路や信号、横断歩道なども整備されています。

公園に入ってから、最初に目にとまるのは、蒸気機関車の名作「D-51(デゴイチ)」の実物でしょう。園内一の見ものです。

線路も本物のようで迫力がありますね。
プラットフォームから、運転席に入ることができます。

座席に座りたくさんの計器を眺めながらレバーを動かしてみると、かっこいい運転手さんになったような気がします。

機関車を降りると、レンガ造りの駅舎があります。オランダのアムステルダム駅をアレンジしているそうです。クラシカルな雰囲気がステキですね。
中には事務所があり、自転車やゴーカートのレンタル手続きができます。

まるで本物の道路みたい!

写真は園内の道路です。最初のコースはハンドルさばきが難しそうです。でも、自転車に乗れるようになったら、こんなクネクネ道路も楽しく練習できますね。

写っているような標識や、本物のような信号もあるので、親子で安全な道路の使い方についてお話しながら、遊べると思います。

陸橋もあります。一般道路のミニチュア版のようでウキウキしますね。自転車だけでなく、ゴーカードをレンタルして走るのも気持ちよいでしょう。
緩やかな坂になっていて、正面はT字路です。スピードが出ても、きちんと停車しないと危ないです。「安全な自転車の乗り方」を学べるような工夫になっているのですね。

長い直線道路では、覚えた自転車でちょっとスピードを出す練習もできます。道路横に歩道が造られているのも、本物の郊外道路みたいです。
公園外ですが左手には川も見えて、とても気持ちの良い空間です。

本物のバスがありますよ

園内にバスもあります。周囲にはバスターミナルが設置されています。
バスの中に入ることはできませんが、普段「バス」をじっくり見ることなどないと思うので、外観を観察するのもなかなか面白いです。行き先を見るとこのバスは「東京駅」に行くことになっているのですね。

遊具も充実!

公園中央部には、ブランコ、滑り台、砂場といった公園の「王道」遊具がそろった遊び場があります。

訪れたのは平日でしたが、多くの親子連れが遊んでいました。
休日はレジャーシートを広げてお弁当を楽しみながら、1日遊ぶ親子連れもたくさんみかけることができます。
遊具や機関車、自転車練習など、長い時間遊べる公園であるのに、全体はコンパクトなのも魅力です。

お天気のよい休日に、お弁当とレジャーシートを持って自転車で遊ぶには、とてもよい公園ですよ。

さくら交通公園
住所:茨城県つくば市吾妻4-3-3
交通:つくばエクスプレスつくば駅 徒歩15分
電話:029-851-6323
営業時間:9:00-17:00
(ゴーカート・自転車の貸出時間:10:00-16:30)
駐車場:あり42台

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。