普段はお酒をほとんど飲みませんが、嫌いな訳ではない私。クリスマスやお正月に、おいしいワインがあったらいいな、とふと思い付きました。
つくば市でワインが作られていることは知っていたので、せっかくならつくば産のワインで乾杯したい!と思い、調べて訪問したのがこちら、つくばワイナリー。
圧倒的な景色の良さに感動
市街地からははなれた、北条にあるつくばワイナリーに車で向かいます。
到着する少し前から、その景色のよさに感動しました。筑波山に何度も登ったことのある私ですが、下界でこんなに素晴らしい筑波山の景色をみることができる場所があったのか…!と感動しました。つくばワイナリーは、醸造所と畑が隣り合っていて、土地が開けているんです。この景色を見るためだけに来る価値がある、と本気で思いました。
こちらが建物。モダンで、レンガ調の壁とベージュの外壁が周囲と調和した趣のある雰囲気です。
数種類のワイン試飲ができる!
お店の前の看板に、「本日のテイスティング」の文字。なんとこちら、試飲ができるのです!しかも種類がいっぱいある!
再度申し上げますが、お酒が嫌いなわけではない私。嘘です好きです。
誰か誘って運転を代わってもらえばよかった。
つくばワイナリーに来ていた他のお客様が、試飲のためにあれこれワインの解説を受けていました。店員さんが丁寧に説明してくださっていて、ああワインを大切にしているんだな、っていうのが伝わってきました。
そして1杯400円から飲めるって、お得じゃないですか ?買うときも自分好みのものを自分の舌で確認してから買うことができますし。
つくばワイナリーに訪問する際は、複数人で訪れるのがおすすめです!飲めないのが悔しい!
お店の前は広場になっていて、テーブルとイスもあります。訪問した日は風が強く寒かったのですが、天気がよければ外で素晴らしい景色を眺めながら、ワインを飲むことができますよ。優雅で贅沢なひとときをすごせそうです。
2024年に収穫醸造した新酒ワインも
店内に美しく陳列されたワイン。
お酒は好きでもワインに詳しくない私に、店員さんがアドバイスをくれます。
「家族と飲みたいけど、普段ワインを飲まないので飲みやすく、クリスマスに飲むことを想定してお肉料理に合う赤ワインがいいですかね?」と相談。
香りが楽しめるワインや、飲み口が軽いもの、また微炭酸ゆえに口に入れた瞬間ガツンとこなくて柔らかいものなど、いろいろとすすめてくださいました。微炭酸の赤ワインなんてあるんだ!スパークリングワインは白やロゼのイメージでした。赤ワインのスパークリングワインは珍しいとのこと。迷う…。でも迷う時間も楽しい!
こちらが微炭酸の赤ワイン。今年つくばワイナリーの葡萄畑で収穫された「プリモシリーズ」の、富士の夢という葡萄を使用して作られた無濾過の赤ワインです。瓶内二次発酵なんだとか。
無濾過ワインという言葉を今回初めて知りました。調べたところ、通常は味わいの安定や保存性の向上などのために濾過するんだそう。一方無濾過ワインは、より複雑で濃厚な味わいが特徴なんだそうです。
同じく今年とれた葡萄をつかったロゼ。こちらも無濾過ワインです。
香りがよくて飲みやすく、写真にとっても映える、特に女性に喜ばれそうなワイン。
これが購入第一候補かな?
…なんて言って、結局プリモシリーズのスパークリング赤とロゼの両方を購入しちゃったんですけどね!
プリモシリーズは2019年8月から始まりました。2012年から葡萄は作っていましたが、山梨に持っていって委託醸造していたそうです。つくばワイナリーができたことで、ワイナリーのワインを作る!といち早く取り組んだのがこちらの無濾過ワインなんだとか。年によって飲み頃の時期も変わってくるそうです。
毎年11月23日に発売で、今年は小さな収穫祭を開催したようです。キッチンカーがきて、訪れた方は葡萄畑の見学をしたり、ゆっくりワインを楽しんだりしたそうです。
また春と秋にも、夢の雫というイベントをやっているとのこと。
さらに訪問した日はまだ始まっていませんでしたが、葡萄のつるで作る立体アート展が予定されているとのことで、広場では作品を作っている方々がいらっしゃいました。
葡萄のつるは廃棄になってしまうので、せっかくなので活用した何かができないかということでおこなっているんだそう。
クリスマスリース等を作るワークショップもあるんだとか。
いろいろなことをやっているんですね。
ぜひまた訪れたい、ステキなワイナリーでした。
次回は絶対誰かに運転手代わってもらうぞ〜!
つくばワイナリー
住所:茨城県つくば市北条字古城1162-8
アクセス:つくばエクスプレス線「つくば駅」より車で約22分
営業時間:13:00-17:00
土日祝 10:00-17:00
TEL:029-893-5115
定休日:なし(年末年始休業あり)