田植えから稲刈りまで丸ごと体験!つくば市「米作り体験」

桜の季節が終わりを迎え、新緑が目立つようになってきましたね。
この時期にぜひともご紹介したいのは、「農業法人みずほ」主催の米作り体験です。
私たち家族は、これまでに何度もこちらの米作り体験に参加させていただいているのですが、とても良い経験と思い出になっています。

つくば市内での開催ですが、県外からいらしている方がとても多いです。他県ナンバーの車が半分以上を占めていて、みなさんこの貴重な体験を求めているのを感じます。
今回は「田植え」「草取り」「稲刈り」までご紹介しますので、ぜひお付き合いください。

5月は田植え!日本人の主食であるお米の知識も深めることができます

担当の方が、米作りのノウハウを丁寧に説明してくれます。
3~4本のイネを一気にズボッと植える(これが1株)のですが、1本のイネから10本の穂がでて、その1本1本の穂からそれぞれ約100粒のお米がとれるそうです。単純計算で1株から3000~4000粒のお米がとれることになるので、ちょうどお茶碗1杯分くらいですね。

この日は、メディア取材も入っていました。

こちらは手作業での手植え体験。泥んこに素足で入ります。最初は泥に足を取られてうまく歩くことすらできず子どもたちも戸惑い気味ですが、次第に慣れてきて泥に触ることに抵抗もなくなってくるようです。

みんなで頑張って植えた証、足あとがビッシリです。
イネは四方八方に向いていますが、きちんと育ってくれるので心配はいりません。

手作業での手植えの後は、田植え機体験です。田んぼの反対側にも半数が移動して、折り返しのリレー形式です。
手植え体験のあとということもあって、文明の進化のありがたみを感じました。

6月は草取り!水辺の生き物との触れ合いも楽しめます

続いては草取りです。草取りの時期には田に張られた水が太陽光であたたまり、足を入れると生ぬるく感じます。草取り自体は比較的短時間で終わるので、おたまじゃくしやカエル、ザリガニなど水辺の生き物と触れ合いを楽しみました。虫取り網や虫かごを持参しておくと、より楽しめます。

9月は稲刈り!黄金色の稲穂はとてもきれいです

最終日は、いよいよ稲刈りです。長袖・長ズボン・帽子は必須です。ほとんどの方が休憩を取るためのポップアップテントを持参し、中で休憩を取っていました。テントの中も暑いですが、日差しが強い時期ですのであった方が良いと思います。

カマで穂を狩り、ハの字に縄で縛っていきます。

お昼を挟んで、刈り取った穂を乾かすための「穂掛け」をして稲刈りは終了です。
後日、出席日数に応じたお米の引換券が送られてきますので、楽しみに待ちましょう!

お帰りの際にぜひ寄っていただきたいのが「みずほの村市場」です。
米作り体験場所からすぐの「みずほの村市場」では、近所の農家の方が毎朝運んできてくださる新鮮な野菜を購入できます。おいしい瓶入り牛乳やアイスクリームもぜひお試しください。

小学校高学年になると「米作り」に関する授業があり、この体験がとても役に立ちました。
汗もかきますし、日焼けもします。そして、毎年こどもは帰宅するとバタンキューですが、本物の米作りを通して生きた知識を吸収し、「自分たちで作ったお米を食する」という経験はとても良い「食育」になったと感じています。
配当されたお米は土産話とともに実家にもプレゼントするのですが、毎回とても喜んでくれます。
興味をお持ちの方は、ぜひ参加してみてくださいね。

2023年 米作り体験日程(雨天決行・荒天の場合は延期)
田植え 5月20日(土)・21日(日) 10:00-15:00
草取り 6月24日(土)・25日(日) 13:00-16:00
稲刈り 9月23日(土)・24日(日) 10:00-15:00
※収穫したお米は、収穫量と出席日数に応じた分量をプレゼントしてもらえます!

参加費(定員200名)
大人(中学生以上) 3,000円(最低5㎏の収獲米保証)
小人(3歳以上-小学生) 2,000円(最低3kgの収穫米保証)
3歳未満のお子様は無料(収穫米のプレゼントは3歳以上の参加者のみとなります)
※田植えから稲刈りまでの通し料金。1回のみのご参加でも同額。

農業法人みずほ 
住所:茨城県つくば市柳橋496
電話番号:029-856-1090(みずほの村市)
「米作り体験」係:info@mizuhoagrisupport.co.jp(担当 高橋広樹さま)
アクセス:つくばエクスプレス線「研究学園駅」から車で5分、つくばエクスプレス線「万博記念公園駅」から車で6分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。