壮大な宇宙に思いをはせて、リフレッシュ!筑波宇宙センター

ぽかぽかと暖かく、お出かけしたくなる季節になりましたね!
今回ご紹介するのは、「筑波宇宙センター」(以下、JAXA)です。

つくばといえば、JAXAをイメージされる方も多いのではないでしょうか?
私もつくばに住み始めたときに、一番訪れてみたかった場所がJAXAでした!

つくば駅から車で10分、東大通り沿いのアクセスしやすい場所にあります。

見学は無料で、ガイド付き見学ツアーを希望される方は、有料となります。

桜満開、椿も美しいJAXA

JAXAの門の左には、立派なツバキの木があります。きれいです!
木の下には大きな花が、ぽとんぽとんと落ちていました。桜も満開、春ですね♪

門をくぐって、すぐ左には駐輪場があります。
この日はお天気が良かったので、自転車で訪れている親子も見かけました。

さらに左奥へ進むと桜の木が見下ろす駐車場(50台)があります。
春休み中ということもあり、家族連れがたくさん来ていました。

見学受付を済ませ、リストバンドを装着すると「スペースドーム」の見学開始です!!

まるで宇宙!神秘的な空間を体験

扉が黒いので、外からは中の様子が全く見えません。

ワクワクしながら中へ入ると…

すごいです!黒い空間に、青い地球とキラキラ輝く模型が展示されています。

まるで宇宙から、地球を眺めてるようですね!

地球の反対側にある、大きな模型を近くで見てみました。「はやぶさ2」の実物大模型です!

ニュースで話題になっていたことを覚えている方もいるのではないでしょうか。
小型惑星「Ryugu」のサンプルを持ち帰るミッションに成功した、あの「はやぶさ2」です!!

詳しい説明が書かれたパネルも展示されています。
すごいことに挑戦しているんですね!

「はやぶさ2」の右手には大型画面があります。

「マモルホシ」というステキな名前がついています。

画面の下を見ると、「△の位置で両手をひろげてみよう!」と書いてあります。

カーペットの上にある△印の上に立ち、両手を広げると、画面にうっすら人の形が…さらに、ちょうど両手の位置に☆が出てきます。

大型画面でクイズに挑戦!

手を動かすと、画面上の☆を動かせます。
マウスの矢印を動かしているようなイメージでしょうか。

人工衛星クイズがスタートしました!

不慣れながら、両手をバタバタさせていると、なんと!全問正解してしまいました(笑)。

偶然ですが、大きな画面で祝福されるとうれしいです♪(笑)

みなさんも、ぜひ挑戦してみてくださいね!

「きぼう」日本実験棟に搭乗しよう!

「スペースドーム」中心にひときわ目立つ、模型があります。
国際宇宙ステーションの一部で、さまざまな実験が行われている、「きぼう」日本実験棟です。

階段を上り、中に入ってみると…

白い壁一面にスイッチ、画面、レバー、などの装置が数えきれないほどついています!
宇宙飛行士はこんな環境で実験をしているんですね!すごいです!!

床や天井もじっくり見ると、新しい発見ができて面白いです。

さらには宇宙服の展示もありました。

正式には「船外活動ユニット」と呼ぶのですね。8時間の船外活動が可能なように作られているそうです。そんなに長い時間、活動できるとは…驚きました!
大きくて頑丈そうなのも納得です。

宇宙食、種類の多さにビックリ!

宇宙食の展示もありました!

カレー、赤飯、やきとり、ちりめん山椒など…、地上のメニューと同じような宇宙食が展示されていました!どんな味がするのでしょうか、食べてみたいです♪

日本人宇宙飛行士が宇宙に長期滞在する際に、日本の味を楽しみ、精神的ストレスを和らげ、仕事効率の維持・向上につなげられるよう、JAXAが開発したそうです。
「食」って大事ですね。

初代ロケットの小ささにビックリ!

展示室の一角には、ロケットがずらりと並んでいました。

日本の歴代ロケットの模型です。

一番左端の細くて短いロケットは、23センチで、なんと実物大模型です。1955年に初試射され、日本のロケット開発の始まりとなったそうです。

現在のロケットは最長50メートル以上もあるそうです。ロケット開発技術の進歩が感じられますね!

今回ご紹介したのは、展示のほんの一部分です!
「スペースドーム」には他にもたくさんの見どころがあり、時間を忘れて楽しめます♪♪
自分のペースでじっくり見て回るのもよいですし、希望者は解説員の解説を聞きながら展示を見て回ることもできます。

ぜひ、好きなスタイルで見学してみてくださいね!

宇宙グッズの多様さに目が釘付け!!

最後に、ぜひ立ち寄りたいのが、ミュージアムショップです!
この日もたくさんの人が訪れていました。

宇宙雑貨、宇宙文具、宇宙関連の書籍などたくさん置いてあります!トイレットペーパーまでありました(笑)。

Tシャツやマスクも種類豊富です。

宇宙食もたくさんあります!

たこやき、おもち、アイスクリーム…。

「宇宙の種水」という水が気になりました。
種子島で汲み上げられるこの水が、「こうのとり」により国際宇宙ステーションへ輸送される水の原水に採用されたそうです。

宇宙飛行士が宇宙で飲んでいる水と、もとは同じということですね!

ミュージアムショップ横には宇宙関連ガチャガチャコーナーもありました。
気になる方はぜひチェックしてみてください。

展示もミュージアムショップも充実していて、楽しめること間違いなしのJAXAです!!
ぜひ足を運んでみてくださいね!

筑波宇宙センター
住所:茨城県つくば市千現2-1-1
アクセス:つくばエクスプレス線「つくば駅」から車で10分
     JR常磐線「荒川沖駅」から車で15分
TEL:029-868-2023
開館時間:10:00―17:00
展示館「スペースドーム」 10:00―17:00
ミュージアムショップ「プラネットキューブ」 10:00―17:00
休館日:不定休、年末年始(12/29~1/3)、施設点検日等

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。