筑波山周辺の魅力をもっと知ろう!■つくばジオミュージアムで遊びながら筑波山地域を知る■入場無料

つくばジオミュージアムは、旧筑波東中学校を活用した筑波山ゲートパーク内の施設で、筑波山周辺の自然や文化の魅力を遊びながら学べる体験型展示施設です。
常設展示があるほか、日によっては砂の観察会&岩石鑑定や、災害と防災を学ぶワークショップといったイベントがあるなど、小学生の息子たちと時々行っているのでご紹介します。

筑波山ゲートパークへは、国道125号線を進み、ラーメン店「自家製麺 名無し」さんがある交差点を北側に曲がります(土浦方面から来ると右折)。案内看板を左折し直進すると右手が入り口です。

このような看板があります

つくばジオミュージアムがある筑波山ゲートパークには、国内最高峰のBMXレーシングコースを備えた自転車施設、サイクルパークつくばが併設されています。
私たちが訪れた時も、子どもから大人まで、幅広い層の人々が自転車の練習を熱心に行っていました。

なお、この筑波山ゲートパークは旧筑波東中学校を活用しているので、敷地や建物の各所に名残があります。

入口を入ると館内の案内版があり、その先に施設周辺案内マップと筑波山の模型などが置いてある「休憩ラウンジ」があります。ここでは、近場はもちろん、全国のジオパークパンフレットを手に入れることができます。

受付をすると、筑波山地域に関するはてなカードを1人3枚もらえるので、カードのヒントをもとに「ジオ探求ベース」で答えを探します。

ジオ探求ベースには様々な工夫を凝らしたテーブルが置いてあり、引き出しを開けるとはてなカードの答えが探せる仕組みです。すごろくができたり、ピンボールができたりと色々なテーブルがあるので、遊びながらヒントを探していきます。

ジオマップのテーブル
引き出しを開けるとヒントがあります
すごろくで遊べるテーブル
筑波山で生まれた岩石を触って、すごろくで遊ぶ!
ピンボールで遊べるテーブル。霞ヶ浦など、水に関わる絵柄が。

一角には、筑波山塊の花崗岩が世界のヘリテージストーンに認定されたことを祝って、特設コーナーも設置されていました。本物の花崗岩を間近で観察したり、手で触ることもできます。
ちなみに、ヘリテージストーンに認定された花崗岩の一種「稲田石」は、国会議事堂や東京駅、広島の原爆死没者慰霊碑の屋根にも使用されています。

ジオ探求ベースの奥に行くと、「大地のつながりシアター」があります。ここでは筑波山地域の成り立ちを、映像とグラフィックで見ることができます。

その隣は「文化財ギャラリー」。つくば市内の遺跡で見つかった石器や土器、石造物をゆっくりと見ることができます。

そして一番奥が「発見発信ラボ」。筑波山地域ジオパークの活動展示や書籍などを、自由に見ることができます。時々開催されるワークショップ会場となるのもこちら。

2階ではアニメ「SPY×FAMILY」とコラボした企画展「SPY×FAMILY~貴重資料を調査せよ!~」も開催されていました。こちらは2025年2月28日までの開催とのこと(入場無料)。
パネル前で写真撮影しました。

つくばジオミュージアムからは筑波山も美しく見えて、のんびりと筑波山地域について知ることができます。小さなお子さんから、大人まで楽しめますので、ぜひ行ってみてくださいね♪

つくばジオミュージアム
住所:茨城県つくば市北条4160筑波山ゲートパーク内
アクセス:つくばエクスプレス線「つくば駅」から車で約23分
駐車場:あり
TEL:029-883-0013
営業時間:9:00-16:30
定休日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)
ホームページ:https://www.city.tsukuba.lg.jp/tourism/tsukubasanngatepark/16848.html

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。