2025年8月29日(金)、つくばカピオホールで行われた、ENSEMBLE PASTORALE(アンサンブルパストラーレ)の第1回つくば演奏会に行って来ました。

アンサンブルパストラーレは、指揮のないエコシンフォニーアンサンブルということで、交響曲を少人数編成で室内楽のように演奏します。
今回の演奏会ではバイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの10人での編成。はじめて聴くエコシンフォニーアンサンブルに開始前からワクワクしました。
なお、皆さん東京フィルハーモニー交響楽団をはじめとするプロの演奏家の方々です。
開場まもなく入場し、プログラムを受け取り座席へ。
渡されたプログラムには、演奏曲やアンサンブルパストラーレ、メンバー紹介のほか、交響曲とは?フーガとは?など、クラシック音楽に関する情報や演奏曲、演奏曲の作曲家であるベートーヴェンとメンデルスゾーンの情報なども満載で、開演を待つ間も楽しむことができました。

いよいよ開演。
まずはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」イ長調作品47 第1楽章(10重奏版)。ピアノとヴァイオリンの競演であるところを、10重奏とすることでさらに迫力ある情熱的な競演となっており、心をグッとつかまれました。
次に演奏されたのはメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第2番イ短調作品13(10重奏版)。こちらも四重奏を10重奏で演奏。
プログラムによると、18歳のメンデルスゾーンがベートーヴェンの死の知らせを受けて作曲したと言われているとのこと。18歳でベートーヴェンの弦楽四重奏曲から多くの着想を得て作曲するとは、ものすごいですね。
初めて聴いた曲ですが、切ない旋律と激しい躍動感が織り交ぜられ、聴きながらドキドキが止まりませんでした。
休憩をはさみ、最後に演奏されたのはベートーヴェンの交響曲第8番ヘ長調作品93(10重奏版)。
ベートーヴェンの交響曲の中でも最も演奏されることが珍しい作品とのことで、この曲も初めて聴きましたが、全4楽章を通し幸せな雰囲気で、森や庭園で遊ぶ恋人たちの姿が浮かんでくるような、そんな印象でした。
大喝采で終わり、アンコールにピアノソナタ第17番「テンペスト」が演奏されました。こちらは撮影OKとのことで私も演奏を楽しみつつパチリ。

今回初めてエコシンフォニーアンサンブルを聴きましたが、少人数だからこそ、指揮者がいないからこそのメンバー同士の対話、楽器の音色をクリアに楽しめること、交響曲の室内楽での再解釈など、色々な楽しみがありました。アンサンブルパストラーレの皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
ちなみに、ヴァイオリンの三浦章宏さんは筑波大学出身とのことで、筑波大学からプロの演奏家になったお話なども聞けました。つくば市とのご縁も深く、嬉しいですね!

第2回を開催される際は事前に演奏曲を学習した上で演奏会に参加し、さらに楽しみたいと思いますので、ぜひ第2回の開催をお願いします!
ENSEMBLE PASTORALE 第1回つくば演奏会(終了イベント)
日時:2025年8月29日(金) 18:15開場 18:45開演
場所:つくばカピオホール(茨城県つくば市竹園1-10-1)
交通:つくばエクスプレス線「つくば駅」から徒歩約10分
チケット:2,000円
ホームページ:https://ensemblepastorale.com/
駐車場:近隣に有料駐車場あり