日々進化を続ける都市、つくば。
その中でも研究学園駅周辺は特に変化が大きいエリアの1つです。
駅前はこの10年間で大きく様変わりし、数軒しかなかった飲食店も現在では居酒屋を中心にさまざまな店でにぎわっています。
しかし、サッと昼食を取れたり、しっかり夕飯を食べられるようなご飯屋さんはまだまだ少ないと感じます。
周辺の東光台研究団地には多くの企業が集まっているため、通勤や出張の際に研究学園駅を利用するかたも多いと思いますが、食事をとる場所で悩む場合もあるのではないでしょうか。
そんなときにぴったりなお店を今回はご紹介したいと思います。
店の名前は、鮪と米。鮪と米にとことんこだわった究極の丼をいただける店です。
鮪と米はこどもから大人まで幅広く好まれる食材なのでさまざまな人におすすめです!
駅から徒歩すぐ!電車利用の人も車利用の人にも便利な立地
店は研究学園駅から徒歩5分圏内にあります。
店舗前に駐車場が完備されているので、車で来る人も利用しやすいです。
コンパクトな店内は、厨房を中心としたカウンター席のみです。
お茶は店名入りの湯飲みで出てきます。重みと手馴染みのよさは高級感があります。
メインメニューが4種類のみの潔さに、料理へのこだわりと自信を感じます。
具の種類が一番多い、本まぐろ極を注文しました。
オプションメニューには、赤酢米やマグロとねぎとろの追加などがあります。
好みやその日の気分によってアレンジを楽しめますね。
スタッフのおすすめで海苔を追加で注文しました。
鮪好きにはたまらない!鮪尽くしの豪華な丼に舌鼓
料理が運ばれてきました。
鮮やかな色合いの鮪がたっぷりのっていて豪華です!
味噌汁とさらにランチタイムには茶碗蒸しが付きます。
わさびとガリは足りなかったら追加してくれます。
あおさの味噌汁は塩分控え目ですが、かつお出汁がしっかりと効いていて香りと旨味の奥深さがたまりません。
おいしい味噌汁に丼への期待が高まります!
茶碗蒸しはなめらかな口当たりとやさしい味付けがとても上品です。具の鶏肉はしっとりとしていてやわらかく、添えてあるゆずの香りで後味さっぱり。
それではいよいよ丼をいただきましょう!
丼にはあらかじめ煮切り醤油がかかっています。
煮切り醤油とは、醤油・水・酒・みりん・だしなどを合わせて煮切ったものです。
トロっとした質感で、酸味と塩味と苦みが抑えられているため味にカドがなく、まろやかでコクがあるやさしい味わいです。
ねっとり濃厚なねぎとろは、ペースト状の中にぷりぷりと弾力のある半固形の身も残っています。2つの食感が合わさることで味や食感が単調にならず、飽きずに食べられます。
さっぱりとした味わいの炙りまぐろは、鼻へ抜ける香ばしさがたまりません!
大トロは全体に脂が入っていてきれいなピンク色です。
ほどよい弾力がある身を噛むとまろやかな脂がジュワっと口の中に広がり旨味を堪能できます。
箸休めにさっぱりとした味わいのガリを挟みます。
最後は酸味のある赤身でさっぱりと。
質の高い鮪をさまざまかたちで味わえるだけでも満足ですが、鮪と同じくらい感動したのが赤酢米です!
赤酢米とは、酒粕を原料に作られた赤酢というお酢を用いて作る酢飯です。
ほんのり褐色のご飯は、酸味は控えめでまろやかなコクとほのかな甘味があります。
酢特有の癖がないので具の邪魔をしません。
旨みが奥深くて、赤酢米だけでもご馳走です!何杯でも食べられそうです!
たっぷり混ぜ込まれた白胡麻のプチプチ食感もアクセントになっていいです♪
追加で注文した海苔で赤酢米を巻いて食べると、海苔の香ばしさとパリッと食感で味わいの変化をたのしめます♪
赤酢米のおいしさに感動してオーナーに伝えたところ、使う赤酢の質はもちろん、温度管理にもこだわっていると教えてくださいました。
赤酢米が最もおいしくなる温度を研究し、具と米の温度を常に調整してお客様に提供しているそうです。
鮪と米が主役の丼。シンプルだからこそ、こだわりぬいた素材の旨さがダイレクトに伝わってきます。
これからも進化を続ける鮪と米に目が離せない!
オーナーからさらにお店の魅力や今後の取り組みについて教えていただきました。
駅前ということで、会社帰りのかたにおすすめなのが本鮪ねぎま鍋です。
軽い食事として、またはうどんを足してしっかり食事にもぴったり。
一人前から注文できるのがありがたいですね。
こだわりのお酒も揃えているで、会社帰りに一杯楽しめます。
予約限定でテイクアウトの弁当もあります。
焼肉重にはなんと、赤酢米が使われているんですよ!
意外な組み合わせに思いましたが、お肉の脂身とよく合うんだそうです。
特別メニューの1日限定10食の本まぐろ大トロ丼は、お値段はしますが、自分へのご褒美に食べたいですね♪
このほかにも今後いろいろなメニューに挑戦していくそうで、いきいきとお話して下さる様子に、聞いている私もわくわくしました。
どのようなこだわりの料理をいただけるのか楽しみで、ますます目が離せません!
みなさんもぜひ、鮪と米で究極の丼を食べてみてくださいね!
鮪と米
住所:茨城県つくば市研究学園5-15-9
アクセス:つくばエクスプレス研究学園駅より徒歩約5分
TEL:050-5385-3961
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:40) 17:00~21:00(L.O.20:40)
定休日:年末年始