つくばにいながら台湾気分!おいしいごはんと癒しの空間「台湾カフェ小玉」

みなさんは台湾と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

屋台、小籠包、タピオカなどを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

台湾フードが流行っているけれど、実際に台湾へ行く人はどれくらいいるのだろう?と気になったので、2018年の日本人が多く訪問した国・地域のランキングを見てみました。

なんと、台湾が4位にランクインしていたのです!ちなみに、1位から3位は、アメリカ、韓国、中国です。それに次いで台湾が入ってくるなんて、なんだかスゴいと思いませんか?(キッズ外務省 日本人が多く訪問している国・地域|外務省より)

私も、台湾旅行がきっかけで台湾が好きになりました。また現地に行きたいと思いつつ、昨今の情勢によりなかなか行けていません。

みなさんのなかにも、台湾が好きで旅行に行きたいけれど行けなくてうずうずしている、という方も多いのでは?

そのような方におすすめしたいのが、台湾カフェ小玉。

つくばにいながら台湾気分を満喫できるお店なのです!
もちろん、台湾に行ったことがなくても、詳しくなくても充分に楽しめますよ♪

今回は台湾カフェ小玉をご紹介します。

豊かな自然とつくばの歴史を感じられるのどかなエリア

お店があるのは、つくば駅から車で10分。つくばと土浦の境界に位置する吉瀬地区です。日本の伝統的な農村家屋や田園風景が広がるエリアです。

そしてこのエリアの中に、築150年の農村日本家屋を利用したつくば文化郷という施設があります。

つくば文化郷にはギャラリーやカフェ、工芸店、家具店、コワーキングスペースなどが入っており、この別館に台湾カフェ小玉があります。

一見事務所のようですが、お店です。
駐車場は店の前のスペースと、文化郷の共同駐車場です。

店内の所々に使われている赤色は、台湾のイメージにピッタリ。ポップな色調は明るい気持ちになれますね。

そのほかにも店内には掛け軸や金色の屏風などが飾られていて、まるで台湾にいるような気分になります。

台湾料理をちょっとずついろいろ楽しみたい!を叶えてくれるすてきなメニュー♪

メイン、サイド、デザート、台湾高山烏龍茶がセットになった「まるで台湾の屋台セット」が主なメニューです。

メイン、サイド、デザートはそれぞれ2種類の中から1品を選びます。単品での注文も可能です。

どの料理もおいしそうなのでなかなか1品に絞れません!

とても迷いましたが、メインはルーローハン、サイドは葱油餅、デザートは愛玉を選びました。

さらに単品でデザートの豆花を追加しました。

本場の台湾料理の数々に大満足!

はじめに葱油餅が運ばれてきました。チヂミを薄くしたような料理です。

生地はモチモチしています。しっかり焼かれているので、表面はカリカリっと軽い食感です。甘辛く煮込んだ豚肉に、ねぎの香ばしさと胡椒の辛みがアクセントになっています。

濃い味と生地の食感がとてもクセになり、食べると止まりません。

葱油餅を食べていると、台湾の高山烏龍茶が運ばれてきました。

お茶を飲んだ瞬間、高い香りとともに甘み、酸味、苦みが口の中いっぱいに広がります。後には残らないので、非常にさっぱりとした上品な味わいです。

高級な烏龍茶で、土産に購入する人も多いそうです。

次にルーローハンが運ばれてきました。

最近日本でも知られるようになってきた料理で、甘辛く煮た豚肉をご飯の上にかけた丼です。

豚肉は柔らかくてホロホロ崩れていきますが、脂身は甘みがあってトロトロ。肉の旨味たっぷりの煮汁が玄米ご飯にしみ込んでいて、ご飯がいくらでもすすみます!

最後にデザートの愛玉です。味は4種類あり、今回はグァバを選びました。

原料は愛玉子(アイギョクシ)という植物と水のみです。

愛玉子の種を乾燥させ水につけて揉むと、種に含まれるペクチンによって水がゼリー状に変化します。愛玉子は台湾にのみ自生する植物のためとても貴重なのだそうです。

そのため、日本で出回っている愛玉は既製品が多いのですが、小玉ではすべて手作りでの提供にこだわっているとお店のかたが教えてくださいました。

一口目はしっかり食感がありますが、口の中でつるんと柔らかくのど越しがよい食感に変わります。

グァバシロップでさっぱりとおいしくいただきました。

単品で追加注文した花豆です。

豆乳から作られています。柔らかさは絹豆腐のようで、食感はプリンのようにつるんとしています。

甘さ控えめのシロップと、甘く煮たはと麦、金時豆とともにいただきます。
食後にぴったりな優しい味のデザートです。

どの料理もおいしくて夢中で食べてしまいました!

馴染みのあるものや、はじめて知るものなど、一度にいろいろな種類の料理を味わえるのも楽しかったです♪

料理にも大満足ですが、一歩入れば台湾気分に浸れるお店の雰囲気もよかったです。
台湾アーティストの曲が掛かる心地よい空間で、おいしい料理と会話を楽しみながらみなさんゆっくりと穏やかな時間を過ごしていました。

最後に、お店のかたにお話をうかがったところ

「『本場の台湾料理を楽しんでもらいたい』という想いから、台湾で生まれ育った台湾食育作家がプロデュースしたお店なんです。地産地消と手作りにこだわっていて、食材はすべて台湾かつくばか茨城のものを使用しているんですよ。」

と教えてくださいました。

そもそも台湾料理のお店が少ない中で、こだわりの料理をいただけるのはとても貴重ですね!

本場の絶品台湾料理と癒しの空間を満喫できる小玉で、みなさんもぜひ台湾気分を楽しんでくださいね♪

台湾カフェ小玉
住所:茨城県つくば市吉瀬1876-1 つくば文化郷別館1階
TEL:029-845-3110
営業時間:12:00-15:00
アクセス:つくばエクスプレス「つくば駅」から車で10分
定休日:月、火、水、木

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。