今回は、万博記念公園駅、研究学園駅、つくば駅のいずれからも車でおよそ11分、研究所と住宅に囲まれる閑静な場所に店舗を構えるカフェ「Moccafe(モカフェ)」さんをご紹介します。
入口はこのような感じです。停めてあるバイクはディスプレイなのかと思いきや、従業員の方の通勤用バイクとのことでした。
焙煎機のある落ち着いた雰囲気の店内
店内に入ってみると、いきなりコーヒー豆の焙煎(ロースト)機があり、オーナー自ら焙煎の作業に集中なさっていました。温度の管理を慎重かつ丁寧に。本当に余念がない様子です。
席はカウンターのみ(6席)となっています。ゆっくりとリラックスして過ごせる店内は、落ち着いた雰囲気、シンプルで好感が持てるインテリアです。
メニューの本命はコロンビア産コーヒー
メニューは、コーヒー以外にカフェオレや紅茶、コーラ、アップルジュース等のソフトドリンクだけでなく、ウイスキーやラム、カクテル等のアルコール類も提供しています。
ドリンク以外は、自家製チーズケーキ、自家製プリン等のデザート類、ホットサンドなどもありました。
そして本命は、何といってもこだわりのコーヒー。豆は全てコロンビア産を使用しています。このお店のオーナーがコロンビア人とお知り合いになったのがきっかけとなって、コーヒーに興味を持つようになったそうです。
それからは独学でコーヒーについての知識を学んだとか。最終的にカフェを開くことになるまで、コーヒーにのめり込むことになったのですね。ちなみにこちらのMoccafe(モカフェ)さん、3周年を迎えられたそうです。
コロンビアのコーヒー農場は急斜面が多く機械が入らないため、コーヒー豆は手摘みで収穫されているとのこと。人の手で大事に扱われているのですね。
こちらではコーヒーの販売だけでなく、生豆の販売もなさっているそうなので、ご興味ある方はスタッフまでお尋ねください。
この日のメニューにあったコーヒーは全部で7種類。時期によって入れ替えはあるそうです。
コーヒーメニューには、焙煎度合い、精製方法、産地、農園名の他に、豆が栽培された農園の標高についても記載がありました。一般的に標高が高いほど寒暖差が大きくなり、コーヒーの種子が硬くしまって味が凝縮され、味わいや香りがより際立つようになるみたいです。
すっきりと飲みやすい中煎りのカトゥーラ
今回は、中煎りの「カトゥーラ」(450円)を注文してみました。
支払いは先払いで電子決済のみ(現金不可)となっていますのでご注意ください。
実際にコーヒーを味わった印象は、中煎りでしっかりとした味わいのあるコーヒーですが、雑味は全くなくクセのないすっきりとした、後味の良いとても飲みやすいコーヒーという感じでした。カップはやや大きめで飲みごたえも十分です。大変おいしくいただきました。
オーナーのコロンビア愛
店内にはオーナーがコロンビアで撮影した写真がいくつも飾られています。オーナーのコロンビアへの愛着が伝わってきますね。
コロンビア産のおいしいコーヒーを片手に、一人でゆっくりと本でも読みながらくつろぎたいときには、最高なカフェだと思います。Moccafe(モカフェ)さんのこだわりのコーヒー、一度試してみてはいかがでしょうか。
Moccafe(モカフェ)
住所:茨城県つくば市上横場1046-1
アクセス:つくばエクスプレス線「万博記念公園駅」、「研究学園駅」、「つくば駅」のいずれからも車で約11分
営業時間:火–金/10:00-19:00、日/11:00-21:00
※毎月最終金曜日は24時までのナイトカフェ営業あり
定休日:月、土
備考:支払いは電子決済のみ(現金不可)
駐車場:店前4台
公式HP:https://moccafe.jp/