つくば市筑穂の住宅街に、隠れ家的な人気店があるときいて訪問しました。「椿野」というお蕎麦屋さんです。
つくば駅から筑波山の方面へ、学園東大通を車で20分ほど筑波大学も超えて走り続けると、左手にスーパーやホームセンターが集中する便利な住宅街が見えてきます。今回紹介するお蕎麦屋さん「椿野」は、その住宅街の中に立地しています。
それでは、ご紹介しますね。
「椿野」はどんなお店?
キレイなおうちが立ち並ぶ角に「椿野」を見つけました。ステキな一軒家!看板があるのでお店だとわかります。建物の三角屋根もかわいいですね。
お店の生垣は名前のとおり椿の木です。緑がキレイですね。
人気店なので普段は混んでいるとのことですが、私たちが伺ったのは日曜日のお昼を過ぎていたためか、ほかに一組のお客さんがいるだけでした。
お店の中は、オシャレな喫茶店のようです。
私たちはテーブル席に案内されました。ほかには、小上がりとカウンターがあり、どの席もくつろげそうです。
次の写真はカウンター席です。棚の飾りもステキですね。
椿の花の写真が壁に飾っており、お店の名前のとおりで美しいなと思いながら鑑賞しました。
お店のシンボルツリーである椿の説明も、壁に貼ってありました。
270年前、江戸時代の宝暦(西暦1751-1764年)初めからの樹齢で、「紅侘助(べにわびすけ)」という品種だそうです。
2002年に埼玉から移植したとのことで、長い樹齢にもかかわらずつくばに根付く椿に強い生命力を感じますね。
12月~3月に花が咲くそうで、そのころまた訪れたいと思いました。
蕎麦の種類が豊富で、丼ものやうどんも充実!
メニューを見ましょう。お蕎麦の種類が多いですね。丼ものやうどんもおいしそうで迷います。私はつけとろろそば、息子は鴨南蛮そばを注文しました。
運ばれてきた冷たいお茶もおいしいです。お蕎麦もとても楽しみです!
待っていると、とろろそばが配膳されました。つやつやしたコシのあるおそば、きめ細かくすりおろされたとろろ、小ぶりな卵。全部おいしそうですね!
添えてあるのは新鮮な生わさびのおろしたて、口に含むと鮮烈な辛味とさわやかな香りがしましたよ。ゆっくり味わっていただきました。
とろろはふわっとして、なめらかです。卵を溶いてとろろと合わせると、濃厚な味が楽しめます。
それに、細くこしのきいた蕎麦と、しっかりした出汁の組み合わせがとにかく絶品です!
次から次へと箸が進みます。食後は蕎麦湯を出汁に注ぎ、残さず堪能しました。
さて、息子がいただいたのが鴨南蛮そばです。
感想をきいてみると、鴨がやわらかくジューシーでおいしかったうえ、量も多いのがうれしいとのこと。もちろん、お蕎麦も出汁もよくて、まだ食べたいと満足気でした。
また来たくなるオシャレで居心地のいい空間
お腹もいっぱいになり、満ち足りた気分になりました。会計を待つ間、出入口にある飾り棚やベンチを眺めました。オシャレなインテリアが、お店の雰囲気とよく合っていますね。
つくば市筑穂にある隠れ家的なお蕎麦屋さんで、椿の生垣、三角屋根が特徴です。私は、次に伺うときは京風親子小丼を食べてみたいと思っています。
そば処 椿野
住所:茨城県つくば市筑穂3-7-7
電話番号:029-864-8985
アクセス:つくばエクスプレス線「つくば駅」から車で約20分
営業時間:ランチ 11:30-14:30(LO 14:15)
ディナー 17:30-20:30(LO 20:15)
※水、日曜日はランチのみ営業
定休日:木曜日