夏になると店頭に並び始めるブルーベリー。近くの野菜直売所でも見かける機会が多く、「どこで作られているのだろう」と気になっていました。
そんな中、以前から存在を知っていた「さいとうブルーベリー園」を思い出し、実際に足を運んでみることにしました。

実はつくば市はブルーベリーの日本有数の産地として知られています。市内には複数のブルーベリー農園があり、毎年多くの人がブルーベリー狩りを楽しんでいます。
今回は、稲荷原にある「さいとうブルーベリー園」でブルーベリー摘み放題を体験してきました。
道路沿いからすぐのブルーベリー園
訪れたのはよく晴れた平日の午後。
さいとうブルーベリー園では午前の部と午後の部に分かれて営業しており、今回は午後の時間帯を選びました。
到着してまず感じたのは、農園全体に流れる穏やかな空気です。
平日だったこともあり、この日の利用者は私だけ。貸し切り状態でブルーベリー狩りを楽しめる贅沢な時間でした。
道路沿いには看板が設置されており、初めてでも場所が分かりやすくなっています。
受付として使われているのは木の温もりを感じるログハウス風の建物。

自然に囲まれた農園の雰囲気ともよく合っていて、到着した瞬間からちょっとした旅行気分を味わえます。
受付では農園の利用方法について丁寧に説明していただきました。
初めてのブルーベリー狩りだったため少し緊張していましたが、スタッフの方が分かりやすく案内してくださったので安心して楽しめそうです。
食べ放題と摘み放題から選べる
さいとうブルーベリー園では、食べ放題と摘み放題のコースが用意されています。

食べ放題は40分で持ち帰りのパックもついて大人1,700円。
摘み放題は時間制限なしで体験料500円。
持ち帰りのブルーベリーは100グラム200円から。
その場で思う存分ブルーベリーを味わいたい方は食べ放題、自宅へ持ち帰って楽しみたい方は摘み放題がおすすめです。
今回は家でもブルーベリーを味わいたかったため、摘み放題を選びました。
収穫用のかごを受け取り、農園へ向かいます。
収穫を始める前に、その時期に収穫できるブルーベリーについて説明していただきました。
ブルーベリーと一言でいっても品種はさまざま。時期によって収穫できる種類が異なり、この日は3種類のブルーベリーが楽しめるとのことでした。
スーパーで見かけるブルーベリーはひとまとめにされていることがほとんどですが、農園では品種ごとの特徴を知ることができます。
これもブルーベリー狩りならではの楽しみ方です。
品種ごとの味わいを楽しみながら収穫
農園へ入ると、思っている以上に広い敷地で開放感があります。

まずは品種ごとに植えられている場所を教えてもらいました。
次に教えていただいたのは収穫のコツです。
大粒で、少し白っぽく見える実が食べ頃とのこと。

一見するとどれも同じように見えますが、よく観察してみると大きさや色合いに違いがあります。
教わったポイントを意識しながら実を探していく時間も楽しいものです。
さらに驚いたのは、木によって味わいが違うことでした。
同じブルーベリー農園の中でも、木が変わると甘みや風味に違いがあります。
この時期に一番摘めるのは、甘みと酸味のバランスが良いやや小粒の『ブルーレカ』という品種。
そしてやや大味だけど大粒の『ブリジッタ ネルソン』という品種でした。
少し収穫しては次の木へ移動し、それぞれの特徴を感じながらブルーベリーを選んでいきます。
品種による違いだけでなく、実がなっている場所によっても味わいが変わるそうです。
口コミでも「同じ木でも実がなっている場所によって甘みが違った」という声がありましたが、実際に農園を歩いているとその意味がよく分かります。
普段何気なく食べているブルーベリーですが、実はとても奥深い果物なのだと感じました。
気付けば夢中になっていたブルーベリー探し
収穫を始める前は、「400〜500gくらい持ち帰れれば十分かな」と考えていました。
受付で渡されたかごは、半分ほどで約1kgになると聞いていたためです。
しかし実際に収穫を始めると、量よりも「どの実を摘もうか」が気になってきます。

普段はなかなか自然にふれる機会がないので、土の上に立ち、木々にふれ大粒の実を探したり、木ごとの違いを楽しんだりしているうちに、気付けば夢中になっていました。
目の前にはたくさんのブルーベリーが実っています。

つい次々に摘みたくなりますが、持ち帰った後のことも考えながら収穫を進めます。
結果として収穫できたのは約300g。
後から考えると、もう少し摘んでも良かったかもしれません。

「あと少し収穫しておけば良かった」
そんな小さな後悔も含めて、初めてのブルーベリー狩りらしい思い出になりました。
無農薬だからこその安心感
さいとうブルーベリー園では無農薬でブルーベリーを栽培しています。
農園を訪れる方の中には、小さなお子さん連れの家族も多いそうです。
自然の中で過ごしながら、自分で収穫した果実を味わう体験は、大人だけでなく子どもにとっても特別な思い出になるはずです。
また、ブルーベリー狩りというと観光地のイメージがあるかもしれませんが、つくば市内で気軽に体験できるのも魅力のひとつです。
稲荷原にあるさいとうブルーベリー園はブルーベリーを収穫するだけでなく、品種ごとの味わいの違いを楽しめる農園でした。

ログハウス風の受付、のどかな景色、そして木ごとに異なるブルーベリーの味わい。
スーパーではなかなか味わえない発見があり、収穫そのものが楽しい体験になります。
つくば市はブルーベリーの日本有数の産地として知られています。
そんな地域ならではの魅力を実際に感じられるのが、さいとうブルーベリー園です。
さいとうブルーベリー園
住所:茨城県つくば市稲荷原1-45
アクセス:つくばエクスプレス「みどりの駅」から車で約15分
TEL:090-5568-2136
営業時間:火~日曜日8:30-12:00 14:00-17:00(6月上旬から9月中旬ごろまで)
定休日:月曜日・雨天休園
駐車場:あり




















